脳梗塞日記

(この記事は私の備忘録です。)

 

 

先日母が脳梗塞になりました。

 

幸い処置が早かったので後遺症はほとんどない様です。

 

母は数年前にも似たような症状が出たのですが、その時は別の病気でした。

 

その時は脳梗塞と決めつけてしまっていた事もあり、本当の疾患にたどり着くのが遅かったので、処置が遅くなってしまいました。

 

その時の後遺症(麻痺)は今も若干残っています。

 

で、今回は「はたしてどちらの病気なのか?どちらの疾患の科に行けば

手遅れにならないのか?」という事で悩みました。

 

ここで判断をミスるとまた処置が遅れる可能性があったからです。

 

病院の先生にあれこれ相談し、脳神経科に行き、結果脳梗塞だったので、

今回の判断は適切だったと言えるでしょう。

 

以前の(脳梗塞ではない方の)時に、母の事を私の(hatenaではない)ブログに記録していたんですよ。

 

記録のお陰で「今回は前回となんか違うぞ」と思えたところもありまして、

 

今回も、今後同様の事があっても冷静に判断できるように、

このブログに残しておこうと思います。

 

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am 2:00(夜中)、母トイレへ。

夜中のトイレはいつもの事だが、この日は下着の上げ下げに大分時間がかかったらしい。

 

am 7:30 母と私起床。

母はいつも6:00頃起きるのに起きてこなかった。

 

そして、朝のルーティンで起きたらすぐ点眼するのだが今回は「させない、させない」と言っている。

目薬を持つ手は顔の上を泳いでいる。

 

口調もなんかおっとりしている。いつもは凄い早口なのに…

 

一瞬「寝ぼけてるだけかな?」とも思ったが、以前の事もあるので、急いで

近隣の大学病院に電話で相談した。

 

救急の看護師さんによれば、

 

・症状からし脳梗塞だと思うので、至急救急車を呼ぶべき。

・救急搬送先は救急隊が決めるので大学病院に来れるかは分からない。

・もし大学病院に来たければ、普通外来になるので、検査が遅くなるかもしれない。

もし脳梗塞だったら手遅れになる可能性がある。

 

という事で、救急車を呼んだ。

 

救急隊さんは、大学病院ではなく近所の総合病院を指定した。

この病院で、以前脳梗塞と間違えたのだった。

 

今回MRIを取ったら血栓が2か所あるとの事だったんだけど、

一応、以前の話をしてみた。別の病気の可能性はないかと。

(実際はちゃんと時系列的に説明したんですけどね。)

 

先生は多分、自分の見立てを否定された様に感じたのかもしれない。

ややキレ気味な印象だった。

 

その後兄が来て同じ説明を先生にして、3人で話あった結果、

 

そのままその病院で入院し、いわゆる血液サラサラのお薬の点滴治療をする事となった。

 

そしたらその次の日からもう普通の状態になり、普通に会話や歩行もできる様になったと(看護師さん談)。

 

で、1週間で退院いたしました。よかったよかった。

 

しばらくは(私は母と同居なので)様子を見ながらだけど、もうほぼ大丈夫っぽい。

 

脳梗塞は時間との勝負ですね。早ければ早いほど回復が良い様です。

 

冬は水分・運動不足。私も気を付けなければいけないなあ、と感じました。